できるだけ早くピラティスインストラクターになりたい、マットピラティスを教えられるようになりたい等
こうしてピラティスインストラクター資格取得までの期間が気になる人も少なくないのではないでしょうか
FTPピラティスは取得期間が短く、マットピラティスに特化しているのが特徴です
すでにフィットネスインストラクター・理学療法士でありつつ、ピラティスインストラクターの資格を取りたい人にもお薦めの団体です

大人数のグループレッスンでは、マットピラティスができると良いですよね!
FTPピラティスとは?特徴と内容、費用を解説【ピラティス資格講座】
1991年にイギリスロンドンで開発された、マットピラティスに特化したピラティス流派が『FTPピラティス』です
FTPピラティスは、フィットネス教育団体「Fit to Perform(FTP)」が認可しています
ピラティス氏の伝統を引き継ぎながら、約80年間かけて進化してきたエクササイズの数々をマスターするのが養成コースです
マットピラティス関係の養成コースが充実しており、マタニティピラティス・スタンディングピラティス・シニアピラティス養成コース等もあります
いずれの養成コースも比較的、取得期間が短く受講費用も安価であることから、ピラティス初心者も挑戦しやすいといえるでしょう
※FTP JAPAN FTPが認可する日本のトレーニングセンターで、ピラティス業界最大の団体
FTPピラティス養成講座の特徴
下記がFTPピラティスの主な養成コースです
- FTPベーシックマット ピラティスインストラクターコース
- FTPベーシックマット ピラティスプラス養成コース
- FTPマタニティピラティスコース
- FTPスタンディングピラティス養成コース
- FTPシニアピラティス養成コース
FTPピラティス養成講座の内容
▶FTPベーシックマット ピラティスインストラクターコース
初級者向けピラティスに基づいたエクササイズの基本技術、指導方法を習得
- ピラティスの歴史
- ピラティスの法則
- ピラティスムーブメントコンセプト
- 指導者としての成長、クラスデザインについて等
▶FTPベーシックマット ピラティスプラス養成コース
ベーシックコースに加え、1つのトレーニングを段階的にステップアップした知識と技術を習得
- ピラティス動作のコンセプト、身体力学
- リラクゼーションとリリースエクササイズ
- ベーシックマットピラティスプラスのエクササイズ
- ピラティスの歴史的記述
- クラスデザインについて等
▶FTPマタニティピラティスコース
妊娠中、産後の女性を中心に前屈姿勢改善・コア筋群強化を目的としてエクササイズを習得
米産婦人科学会の最新リサーチに基づいた妊娠中の考慮事項・禁忌も学びます
- ピラティス動作の理念と妊娠
- エクササイズ選択時の考慮事項
- 出産後の考慮事項
- 帝王切開後のエクササイズ手順
- 妊娠中におけるピラティスエクササイズ等
▶FTP認定リフォーマーインストラクター養成コース
リフォーマーコースはレベル1・レベル2が用意されており、開催コースによってはフルオンライン受講も可能
▶FTPスタンディングピラティス養成コース
ジョセフピラティスが21世紀のクライアントのために作成したであろうエクササイズといわれており、マットピラティスを立っておこなう方法を習得
▶FTPシニアピラティス養成コース
可動性とバランスに問題がある方々を対象としてプログラミングされており、マットと椅子のエクササイズを組み合わせておこなう、加齢や機能低下に対するエクササイズを習得
FTPピラティス養成講座の費用、期間、テスト、資格更新
FTPピラティス養成講座の費用・期間は、受講するコースや開催期間により異なります
下記に記載している料金・コースは一例です
▶FTPベーシックマット ピラティスインストラクターコース
- 料金 181,500円(税・テキスト代込)
- 期間 講習30時間(基本構成6時間×5日間)
- 試験 1日
- 認定資格 FTP Basic Mat Pilates Instructor
▶FTPベーシックマット ピラティスプラス養成コース
- マットピラティス資格保持 通常239,800円/会員217,800円
- 期間 講習18時間または6日間
- 試験 コース終了日の1週間後またはコースの最終日に実施
▶スタンディングピラティス養成コース
- 受講条件 他団体OK、Mat Pilates資格保有者限定
- 料金 会員55,000円/一般77,000円
- 期間 オンライン3日間
▶認定試験 筆記と実技
▶資格更新 1年ごとの更新手続き要
(更新条件:年会費1万円納付と継続教育単位6ポイント取得)
FTPピラティス養成講座のメリットデメリット
▶メリット
- 比較的、短期間で資格取得できるため早くピラティスインストラクターになれる
- マットピラティスに特化したピラティス指導法を学べる
- マタニティピラティスコースを受講すれば、妊婦・産後女性にピラティスを提供できる
▶デメリット
- 契約更新時に、更新料1万円が毎年必要になる
- 契約更新条件があるため、更新条件がそろわなければ資格を維持できない
- 比較的、短期間で資格取得できるため、完全なピラティス初心者だと資格を取ってからが大変になる可能性がある
まとめ
FTPピラティスの一番の特徴は、マタニティピラティス養成講座があるところです
出産経験がある女性や、出産が大変だったご家族がいる経験があると、そうした人たちの役に立ちたいとピラティスインストラクターを目指す人も少なくないと思います
また比較的、短期間・安価で資格取得できるため、今の仕事にプラスαでピラティスをいかしたい人にもお薦めです
資格更新には更新条件があり、そのポイントを貯めるにはワークショップ・ブラッシュアップ講座の受講が必要です
ただしその分、そういった講座が充実しています
ピラティス初心者であっても、常に学び続けられる環境が整っているので、養成コース卒業後も安心して活動できると言えるでしょう