寒くなってくると、ジムへ行くために外へでるのが億劫になることがありますよね
また、仕事後や週末は家でゆっくりしたい…という方も多いと思います
そんな時、家で使えるエクササイズアイテムがあると、何もない状態よりも運動ハードルが下がります
今回は、現役ピラティスインストラクタートレ子が、主にピラティスで使われる6アイテムをご紹介します
ひとり暮らしの部屋に置いても、大きすぎず重くない、邪魔にならないものを厳選しました
運動したほうが良いのは分かってるんだけど…という女性のご参考になれば幸いです!
手軽で便利なアイテムをうまく使って軽いカラダで過ごしましょう♪
知っておきたいマットピラティスアイテム6選【ピラティス.ヨガ】
ジムでよく見かける大人数でピラティスをしているのがマットピラティスです
マット上から外れることはなく、基本的にはあのマットの上で動きます
写真のようにヒップでバランスを取るのも、マット上だけで出来るエクササイズですが、柔軟性や腹筋など色々必要
また例えばバレエだと、レオタードやレッスンスカート、バレエシューズなど専門的な物が必要です
でもマットピラティスは、動きやすい服装(ウェア)があればOK
そうした手軽さも、マットピラティスの魅力です
ちなみにマットは安定のためや滑り止めにもなっています
ピラティス歴史かんたんまとめ
ピラティスはドイツ発祥、ジョセフピラティス氏が自身の健康のため考案
また負傷兵のリハビリとして、激しい運動が難しい人のために用いられました
その後、ダンサーにも広がり、現在はダイエットから健康まで幅広く使われています
ピラティスには、マットピラティスとマシンピラティスがあり、どちらも体を整える目的は同じです
ただし、一般的にマシンピラティスのほうが難度が高いと思われがちですが、実はそうではありません
マシンのスプリング(ばね)があるお陰で「マシンのほうがどこをどう動かしているかが分かりやすい」とも言われています
マシンピラティスでよく使われるのが、リフォーマー
バレルも見かけたことがある方は多いのではないでしょうか
スパインコレクターというマシンもありますよ!
面白そう!やってみたい!と思っても、自宅にはちょっと…というマシンばかりですよね
そこで、こうしたマシンは専門スタジオで利用・自宅ではもっと手軽なアイテムを取り入れましょう
今回は、マットピラティスで使えるアイテムをご紹介します!
お薦めマットピラティスアイテム6選
マットピラティスで使えて、ひとり暮らしの部屋にもおけるお薦めアイテムは下記の6つです
- スモールボール
- ヨガブロック
- エクササイズバンド
- ピラティスリング
- バランスボール
- ストレッチポール
ヨガで使うアイテムも入っているので、両方している人にもお薦めです
スモールボール
ピラティス初級クラスでよく登場するのが、このスモールボールです
膝の間に挟んで内ももエクササイズをしたり、背中に入れて腹筋の助けに使うこともできます
安価なものもありますが、安全性と手軽さからのお薦めは『ギムニクボール』です
たまに見かける100均スモールボールの多くは、ボール専用空気入れが必要です
でもギムニクはボール専用空気入れは不要、ストローで空気の出し入れができます
場所もとらず、持ち運びも簡単で、ピラティスデビュー後に最初に手に入れたいアイテムです!
私は両方使っていましたが、最終的にギムニクを愛用しています♪
ヨガブロック
ヨガでもお馴染みなのがヨガブロックで、スモールボールとほぼ同じ使い方ができます
その違いは安定性と弾力性です
同じエクササイズでも、スモールボールのほうが動きやすい人もいれば、ヨガブロックのほうが好きという人もいます
どちらにするか迷ったら、膝の間に入れた時の安定感、背中に入れた時の違和感が低いほうを選びましょう
また、背骨ラインと後頭部に、2つのヨガブロックをT字に置いてその上に寝転ぶストレッチは、どのクラスでも好評です
そうしたこともあり、ヨガブロックは2個セットでの購入がお薦めです
T字仰向けは息が浅くなっている人は気持ちいいので、ぜひやってみてください♪
エクササイズバンド
大人バレエをしている人は、持っていることが多いのがエクササイズバンドです
こちらはピラティスでもよく登場するアイテムで、マシンでいうスプリング(ばね)を疑似体験できるようなアイテムでもあります
バンドをしっかりと引っ張り合うことで、どこの筋肉を使っているか分かりやすいのが特徴
また伸び縮みするので、裏ももやふくらはぎストレッチにもよく使われます
スモールボールと同様に、持ち運びも簡単なので、1つ持っておくと重宝します
腰や裏ももが固い人は、仰向けストレッチの補助になってお薦めです◎
ピラティスリング
ピラティスリングは、ご存じない方も多いかもしれません
リング状のアイテムで、写真のように両手で挟み内側にプッシュするような使い方をします
脚に挟むこともあり、上体にも下半身にも使えます
ピラティスリングを使う一番のメリットは、正しい力のかけ方を覚えられるところです
リングに持ち手はありますが、正しく押したり引いたりしないと、うまく動くことが出来ません
マットピラティスの『自重で動く難しさ』を助けてくれるようなアイテムです
ピラティス初心者の人は、購入時には軽めのものを選ぶと疲れにくいですよ
バランスボール
バランスボールというと単体で有名ですが、バランスボールを使ってピラティスをするクラスもあります
バランスボールの特徴は、その不安定性です
不安定な中でエクササイズをするからこそ、安定しようとインナーマッスルが働きます
大変お薦めのアイテムですが、一度、膨らませたら場所を取るのが難点…
デスクワークの椅子代わりにするなども視野にいれて、購入することをお薦めします!
バランスボール購入時、大抵は手動ポンプがついているので空気入れがなくてもOK
▶バランスボールメリットデメリットまとめ記事はこちら
ストレッチポール
最後にお薦めしたいのは、ストレッチポールです
一時、流行ったのでその時に購入した人も多いのではないでしょうか?
ストレッチポールは、この上に仰向けで動くのが一般的です
これまでのアイテムと違うのは、この形状によって、身体の軸を意識して動くことができる点
体を動かす時の左右の癖、緊張の左右差などを意識できます
また仰向けでリラックスするだけでもストレッチになるので、体の緊張で疲れやすい人にもお薦めです
ストレッチポールはフォームローラーを元に開発されたアイテムです♪
はじめに買うならどれがいい?
どのアイテムも良さそうで、いざ購入するとなると迷ってしまいますよね!
ピラティスインストラクターとしては、もし初心者の方が購入するのであれば、最初はスモールボールをお薦めします
理由は、グループレッスンでよく登場すること、使い方にアレンジが効くことと、お手頃価格でスペースもとらないからです
特に、膝の間に挟む内ももトレーニングは、女性には必須です
椅子に座っている時や、仰向けの時、写真のような姿勢でもOK
サッとスモールボールを挟んで何度かプッシュするだけで内ももを使ったエクササイズになります
そのまま左右に両足を動かせば、アレンジエクササイズも可能
内ももを意識したまま、ウエストにもアプローチできます
これをそのまますると足が空中で泳いでしまいますが、スモールボールを挟むことである程度、安定します
1つ持っておくとずっと使えて、簡単に凹ませることが出来るので持ち運びも手軽
もしピラティスアイテムに迷ったら、スモールボールから購入してはいかがでしょうか
実際に私も、最初にスモールボールを購入しました!
マットピラティスのいいところはコレ!
マットピラティスは、マシンを使わず、基本的には自重(自分の体重)を使って体を動かします
写真のように、お尻でバランスを取るのも1つのエクササイズです
尾てい骨あたりが床にあたって痛い人は、マットが必要です
またマットピラティスは、グループレッスンのイメージが強いかもしれませんが、マンツーマンもあります
写真のような動きも、簡単そうに見えますが、ほんの少しの癖をマンツーマンならじっくり見てもらえます
自分のカラダをコントロールする力がつくのが、マットピラティスの大きな魅力です
マットピラティスが好き!マシンピラティスが好き!最後は「好き」を目安に♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ピラティスマシンは高価で、サイズも大きく、自宅にはなかなか置けませんよね
ですが、アイテムならお手頃価格で気軽に手に入れることができます
この機会に、マットに加えて何か1つピラティスアイテムを揃えてみてはいかがでしょうか
良いアイテムを手に入れて、ボディケアをさらに楽しく続けてくださると嬉しいです!