ホットヨガやピラティスのレッスン中、頭痛がしたことはありませんか?
真剣にレッスンを受けている中で頭が痛くなると、不安ですよね
実は、ヨガやピラティスに慣れていない初心者の人に時々あるのが「頭痛」です
頭痛は軽視してはいけませんが、なぜ痛くなるかを知っておくと、気持ちが楽になる人も多いと思います
今回は、ホットスタジオ勤務8年の経験も持つトレ子がレッスン中の頭痛について解説します

日常でできる対策もご紹介します!
また、最近は気圧の変化による頭痛で悩む人も増えています
専用アプリを使ったり、本で基礎知識を知るだけでも違います
今、出来そうなことから対策をとって楽にお過ごしくださいね


ホットヨガで頭痛、しんどい…これ大丈夫?原因と対策【ヨガピラティス】
皆さんは、ホットヨガやピラティスを受けていて頭痛がしたことはありませんか?
あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、実はこれ、時々あることなんです
特に、ホットヨガ・ピラティスの初心者の方、体験の人に多い傾向にあります
そこで頭痛のキホンと、レッスン中に頭痛を感じることの多いホットヨガ・ピラティスでの原因と対策をご紹介します

まず原因をみつけましょう!
頭痛のキホンと豆知識
まず頭痛には一般的に3タイプあり、それぞれ原因や対策があります
痛み型 | 特徴 | ケア | |
片頭痛 | ズキンズキン響く痛み | 痛む前にチカチカすることがある | 冷やす |
緊張型頭痛 | 締め付けられるような重い痛み | 首、肩こりが同時にあることも | 温める |
偶発頭痛 | 目がえぐられるような感覚 | 頭の片方が痛む、男性に多い |
※PMSの1つとして、生理前に頭痛が起きやすい女性もいます
冒頭でも書きましたが、まず強い頭痛や長引く場合は必ず病院で診察を受けましょう
頭痛薬などはその後です
こちらのサイトでは重い病気ではない頭痛として、引き続きご紹介します

軽視しないことが大事です!!


ホットヨガと頭痛
ホットヨガは湿度60%室温39度のスタジオでおこなうヨガのことをいいます
たくさん汗をかくので健康に良いイメージがあるかもしれません
ですが、高血圧の人・妊婦さんなど、向かない人も多いのが特徴です
また、特に問題のない人でも、慣れていないと頭痛になることも…
- 酸欠
- 脱水症状
- 急な血圧上昇
ホットヨガで頭痛になるのはこういったことが起きている時です
ホットヨガと酸欠
満員電車では、たまに気分が悪くなる人が出ますよね
そのようにホットヨガでも参加者の多いクラスは要注意、
人の多さに酔ってしまう可能性があるからです
特に体験の時は緊張して、普段より呼吸が浅くなりやすいもの
最近は人数制限されていることが多いですが、初心者の人は気を付けてくださいね
初心者の人は、人数の少ないクラス・運動量の少ないクラスをお薦めします
ホットヨガと水分補給
ホットヨガで特に注意したいのが、脱水症状です
時々、慣れている人でも頭痛になりますが、その時は水分が足りていないケースが多いです
よく言われているのは、喉が渇いてから飲むのだと遅い、です
これはホットヨガの場合は特に注意が必要です
喉が渇いてから水分補給ではなく、1つのポーズを終えたら水を飲む
10分ごとに1口飲むなど、定期的に水分補給をはさむのがお薦めです
女性はレッスン中にお手洗いに行きたくなるかも…と心配になるかもしれません
ただそれよりも、脱水症状のほうが心配です
心当たりのある方はぜひ、気を付けてくださいね
ホットヨガと血圧
ホットヨガスタジオでは、体験・入会時に血圧について確認があります
高血圧の人は、安全のために体験や入会をお断りしなげればいけないからです
ですので高血圧の人は、ホットヨガは避けるのが賢明です
ただ、普段は血圧が平常の人でも、環境によっては血圧が急上昇し、それが原因で頭痛になる日があるかもしれません
- 寒い日は少し早めにスタジオへ行って体を温めておく
- 受講日はギリギリにスタジオに駆け込まず、余裕あるスケジュールで過ごす
こうした一工夫も頭痛予防になるのでお薦めです
ピラティスと頭痛
ホットヨガだけでなく、ピラティスでも頭痛になるケースがあります
その多くの原因が「呼吸」です
ピラティスは「考えるエクササイズ」と呼ばれているように、とても頭を使います
頭をフル回転させながら慣れない動きに取り組むと、呼吸を忘れる人が続出…
特に息を吐くことに集中して、吸うことがおろそかになるので、そこがポイントです
ピラティスで頭痛がする場合、軽い高山病のような状態になっている可能性が高いので、しっかりと吸うことを意識しましょう!
これまでにピラティスで頭痛がしたことのある人は、初級やベーシッククラスから
呼吸と共に動くことに慣れると安心です


ヨガピラティス頭痛対策5選
普段は頭痛にならないけれど、ヨガピラティスの時だけ頭痛になる…
そういった場合に出来ること、気を付けたいことがこちらの5つです
- 呼吸練習の習慣
- レッスンは出入口に近い場所で受講
- 積極的な塩分糖分補給
- 優しいクラスから受講
- 少人数クラスを受講
①呼吸練習の習慣
ホットヨガもピラティスも、頭痛になる時は「呼吸が浅くなっている」ことが多いのが共通点です
そこで、普段から呼吸の練習をするのがお薦め
レッスンの時だけ深い呼吸をするのは難しいからです
レッスン中は、呼吸以外にも気を付けることがたくさんありますよね
そうなると、実は無呼吸(息をとめる)になっている人も多いです
ヨガピラティスの時だけ頭痛になる人は、まず呼吸練習を習慣にしましょう!
②出入口に近い場所で受講
ホットヨガでは、レッスン中はドアを閉めきることが多いと思います
そうなるとやはりスタジオ奥側が暑く、ドア付近は比較的、涼しくなります
慣れていない人は出入口付近で受講するのがお薦めです
ほんの少しの差ですが、1レッスン受けているとかなり違います
ダイエット目的の人も、焦ってスタジオ奥で受講しなくても大丈夫!
長く続けられる環境を選んで、受講するようにしましょう
③積極的な塩分糖分補給
ホットヨガで水分補給に気を付けている方は多いと思います
それだけでなく、出来るだけ「塩分糖分補給」も重視しましょう!
レッスン前後にそういった補給をするだけで、頭痛や過度な疲労の予防になります
④優しいクラスから受講
上級クラスやハードな内容のクラスは、やはりその分、内容も高度です
動きやポジションが難しかったり、腹筋が大変だったりと、負荷が高くなります
時々、頭痛になる人はそういったクラスは慣れてからがお薦めです
⑤少人数クラスに参加
人気インストラクターさんのクラスは、やはり参加者が多いです
参加者が多いと、同じ室温湿度でも体感温度が変わります(電車も、人が少ない時と満員電車とでは違いますよね)
スケジュールに余裕があるなら、出来るだけ人数の少ないクラスに参加することから始めましょう

同じ人気の先生でも、時間帯によって参加人数が違うことは多いです。参加者が少なくてお薦めのクラスをスタッフの人に聞くのもお薦めです!
まとめ
筋肉痛になるのは予想できますが、頭痛になると心配になりますよね
繰り返しになりますが、強い頭痛や慢性的頭痛・長引く場合は必ず病院一度へ行きましょう
もしそこで問題がない場合は、呼吸が浅いことが主な原因となっているケースが多いです
それは慣れや呼吸練習でアプローチすることができます
こうしたことも、長い目でみると健康づくりに役立ちます
1つずつ解決しながら、運動習慣を続けていきましょう!


▶関連記事
